ガソリンスタンド業界の不況が深刻化し、休業するガソリンスタンドが急増しています。
韓国ガソリンスタンド協会によりますと、ことしに入って7月までに休業に入ったガソリンスタンドは全国で2901店で、5年前に比べて50%増えました。
韓国ガソリンスタンド協会の関係者は、「競争の激化で存続の危機にあるガソリンスタンドが多い。廃業しようとしても、地下タンクの撤去費用などが1億5000万ウォン程度かかるため、この費用を負担することができないガソリンスタンドが休業という形をとっている」と説明しています。
ガソリン価格の上昇を抑えるため、政府から支援を受けて導入された「割安ガソリンスタンド」も同じような状況で、ソウルの割安ガソリンスタンド1号店の衿川(クムチョン)区のガソリンスタンドも先月末から休業に入っています。