韓国の三星(サムソン)電子は12日、中国陜西省の西安市で記憶装置として使われるフラッシュメモリを生産する半導体工場の起工式を行いました。
この工場は、三星電子が総額70億ドルをかけて建設するもので、海外の半導体工場としてはアメリカテキサス州の工場に次いで2つ目となります。
西安工場では来年末にはテスト稼動を始め、2014年からはデジタルカメラや携帯電話などの記憶装置として使われるNAND型フラッシュメモリを本格生産することにしています。
また三星電子は11日、エジプトの首都カイロでテレビモニターを生産する工場を建設することになりました。
この工場は来年6月の完成をメドに建設され、2017年には年間200万台生産する予定です。