キム・ギドク監督の最新作「ピエタ」が、第69回ベネチア国際映画祭の非公式賞の「若い批評家賞」を受賞しました。
映画ピエタの投資配給会社によりますと、若い批評家賞は、大衆と評論家の中間接点にいるイタリアの若い映画批評家が選んだ作品に贈るもので、ベネチア国際映画祭のコンペ部門の受賞に大きな影響を与えているほか、大衆的な人気も予想できるので、特別な意味があるということです。
キム・ギドク監督は、2004年のベネチア国際映画祭で、「うつせみ」で、この賞や監督賞を受賞しています。
ロイター通信やAFP通信など海外のメディアは、8日閉幕するベネチア国際映画祭のコンペ部門で、キム・キドク監督の「ピエタ」の受賞が有力視されていると伝えています。