三星電子とアップルの特許をめぐる訴訟が各国で続いている中で、アップルは今月発売する予定の「iPhone5」に使用する主要部品の多くを三星電子以外のメーカーから調達したことが分かりました。
業界の関係者によると、アップルはこれまでメモリー半導体や液晶モニター、電池など、iPhoneの主要部品の多くを三星電子から調達してきましたが、「iPhone5」は、メモリー半導体は韓国のSKハイニックスと日本のエルピーダメモリから、液晶モニターは韓国のLGディスプレーと日本のシャープから、電池は中国のATLと日本のサンヨーから多くを調達したということです。
三星電子は去年、iPhoneの部品のおよそ40%、10兆ウォン相当をアップルに供給していました。