今年の韓国の旧盆、秋夕(チュソク)のお供え物を購入する費用が去年に比べてやや減る見通しであることがわかりました。
韓国の大手ディスカウントストアは、秋夕の1週間前の韓国のブランド牛の韓牛、イシモチ、りんごなど、お供え物として使う28の食品の価格を推定し、4日発表しました。
それによりますと、4人家族を基準にした場合、秋夕のお供え物を購入する費用は、19万5000ウォンで、去年に比べて1.4%減っています。
これは、今年の秋夕では、果物の作柄がよく値段が下がっているうえ、韓牛とタマゴの値段も去年より下がっていることなどが背景にあるものとみられます。
一方、不況の影響で、消費者の5人に2人は、今年の秋夕の贈り物の予算を減らすと考えていることがわかりました。
これは、大手食品メーカーが自社のメンバーシップ会員9200人あまりを対象にアンケートをしたところ、回答者のおよそ40%が「去年より秋夕の贈り物の予算を減らす」と答えたということです。
「去年と同じ」という答えは60%で、「予算を増やす」と答えたのはほぼ横ばいでした。