李明博(イ・ミョンバク)大統領は31日、全羅南道(チョンラナムド)羅州(ナジュ)市で小学校1年生の女の子が性的暴行を受ける事件が起きたことを受けて、国民に謝罪し、性犯罪の根絶に向けて全力を尽くす考えを示しました。
30日未明、羅州市で、自宅で寝ていた小学校1年生の女の子が拉致され、性的暴行を受けた後、近くの河川敷で裸で見つかる事件が起こりました。
事件の発生を受けて、李明博大統領は31日午前、ソウル西大門(ソデムン)区にある警察庁を訪れ、捜査状況について報告を受けた後、「国民と被害者の家族に深い同情の念を表し、政府に代わって国民にお詫びいたします」と述べました。
李明博大統領は、また「治安の強化を国政の最優先課題にする」と強調し、警察に対しては「早く犯人を逮捕できるよう、総力をあげてほしい」と求めました。
李明博大統領はさらに、「根本的な対策づくりに向けて、政府と政界が協力していかなければならない」と強調しました。
大統領が特定の事件の発生を受けて警察庁を訪問するのは異例のことで、政府と政界を中心に、子どもなど社会的に弱い立場にある人を狙った性犯罪を根絶するためのさまざまな対策が議論されているものの、同じような事件が後を絶たないことから、犯罪への強力な対応に向けた意志を示すことで、社会的な不安を解消する必要があると判断したためとみられています。