李明博(イ・ミョンバク)大統領は、9月7日からウラジオストクと北ヨーロッパ2国、それに中央アジア訪問の旅に出ます。
李明博大統領はまず、9月8日から開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するため、9月7日から3日間の日程で、ロシア極東のウラジオストクを訪問します。
今回のAPEC首脳会議では、貿易・投資の自由化、地域経済統合、食糧安全保障の強化などが主な議題として取り上げられる予定です。
このほど李明博大統領の独島(トクド、日本でいう竹島)訪問で韓国と日本の間で対立が深まってから両国の首脳が初めて顔を合わせることから、関心が集まっています。
李明博大統領は、APEC首脳会議の後、9日から2日間の日程でデンマークの自治領のグリーンランドを訪れ、北極海の氷が溶けることによる環境や生態の変化などを見たうえ、デンマークのトーニング・シュミット首相、グリーンランド自治政府のクーピク・クライス首相と、地球温暖化や気候変動への対応策について議論する予定です。
続いて李明博大統領は10日から2日間、ノルウェーを訪問し、イエンス・ストルテンベルグ首相と首脳会談を行い、北極航路の開発を含めた北極の開発について集中的に話し合う予定です。
北極航路が開かれれば、これまでの航路を利用するときに比べて運航距離は40%、運航日数は10日ほど短縮されることが予想されます。
また、北極には900億バレルに上る石油をはじめ、天然ガス、レアアース、金、銅など、豊かな資源が埋蔵されているとされているため、これらの開発につぃても意見が交わされるものとみられます。
李明博大統領は、さらに12日から3日間、中央アジアのカザフスタンを訪問し、ヌルスルタン・ナザルバエフ大統領と首脳会談を行い、国交正常化20周年を迎えた両国の戦略的パートナー関係の発展方向やエネルギー・資源協力などについて話し合う予定です。