メンバー脱退をめぐり波紋が広がっている人気ガールズグループT-ARAが、29日、公式サイトに直筆の手紙を掲載し、ファンに対して公式に謝罪しました。
T-ARAが、いわゆる「いじめ説」が広がって以降、公式な立場を明らかにするのは今回が初めてです。
T-ARAは、先月7月、負傷したメンバー、ファヨンを非難するようなツイートをしたことによって、「いじめ説」が広がり、その後、ファヨンは、契約解除されました。
T-ARAに対する世論は悪化し、ドラマ出演などの個人活動を始めたメンバーたちに対する降板の要請が続き、結局、ウンジョンは、ヒロインにキャスティングされていたSBS「5本の指」から降板させられました。
さらに、T-ARAが、歌手として9月初めにカムバックするというニュースが流れ、T-ARAに公式謝罪を求める声が上がっていました。
T-ARAのメンバーは、直筆の手紙を通じて「メンバー間の意見の違いを自分たちで解決できず、個人的な問題を公開したのは、本当に愚かな行動だったと思っています。深く反省し、お詫びいたします」と述べました。
T-ARAはまた、「互いにもう少し理解して、より成熟した行動をしていたら、こんなことにはならなかったはずだと思うと、毎日が辛かったです。私たちよりもっと苦しんでいるはずのファヨンにも応援と声援をお願いします」と記しています。
これに先立って、ファヨンは、28日、ツイッターで、「ほかのメンバーと意見の違いがあり、対立したのは事実ですが、過ぎたことは忘れ、互いに応援し合いたいと思っています。T-ARAを愛してくださった方々にご心配をおかけして申し訳ありません」とお詫びしました。
これで、T-ARAをめぐる波紋が一段落するかどうか注目されます。