韓国プロ野球、ハンファイーグルズの韓大化(ハン・デファ)監督(52)が更迭されました。
ハンファ球団は、今シーズンリーグ最下位の不名誉な順位に止まっている責任を追及し、27日、韓大化監督を解任しました。
シーズン中に監督が解任されるのは異例のことです。
大田が本拠地のハンファイーグルズは、1994年にそれまでの「ビングレ」から今のチーム名に変わり、1999年の韓国シリーズで初優勝しています。
しかしその後、成績は振るわず、韓大化監督が司令塔に就任した2010年は、球団史上初の2年連続最下位となったほか、今シーズンは、金泰均選手の復帰と、韓国人初のメジャーリーガー・朴賛浩選手を迎え入れたものの、27日現在、39勝64敗2引き分けと8球団の最下位となっています。
ハンファは、残りの試合をハン・ヨンドク首席コーチの代行体制で臨むことにしていており、新しい監督には、現役時代をハンファの前身のビングレで活躍し、現在は高校野球チームの監督を務めているイ・ジョンフン(49)氏や、初の独立球団・高陽ワンダーズ監督のキム・ソングン(70)氏が有力候補として名前が挙がっています。