三星電子は、今回のアメリカ・カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所の陪審評決は消費者の選択権を制限し、業界の革新を妨害するものだとして強く反発しています。
三星電子は25日、この評決は、結局、製品価格の上昇を誘発するなどして消費者と市場に不利益を与え、IT業界の発展にも否定的な影響を及ぼすことになるとして、批判しました。
とくにアップルが主張するデザインの特許については、かどが丸い角丸長方形は、アップルが最初にデザインしたものでもなければ、一企業が独占できるものではないとして批判し、アップルが主張する常用特許の多数は、アップルの製品が市販される以前から、先行技術が存在していたものだと主張しました。
そのうえで三星電子は、自社製品をアメリカの消費者に問題なく供給できるようあらゆる法的措置をとるとして、積極的に取り組む姿勢を示しました。