李明博（イ・ミョンバク）大統領の独島（クトド、日本でいう竹島）訪問を機に、韓日関係が冷え込んでいるなか、韓国のクレジットカード会社、ハナSKカードは16日、当初予定されていた、日本のクレジットカード最大手、住友三井との提携カードの発売を発表する共同記者会見を電撃的に取り消しました。
ハナSKカードの関係者は、「住友三井から、カードの発売が今年の10月以降に持ち越される可能性が高いため、共同記者会見を延期したいという連絡があった」と説明しました。
両社は、当初、カード業界では初めて韓国と日本両国で使える国際デビットカードを発表する予定でしたが、このところ独島をめぐり、韓日関係がぎくしゃくしていることから、発売を見送ることになったものとみられます。