この夏の異常気象によって不安定になっている農産物価格を安定させるため、政府は1474億ウォンを緊急投入することになりました。
企画財政部は15日、農産物価格安定基金の規模を、当初の計画より1474億ウォン多い2兆3496億ウォンに増額したと発表しました。
政府は、この基金を使って、最近価格が上昇した、たまねぎとにんにくを買い上げ、来年の生産時期までの流通量を確保するとともに、気象の変化の影響を受けやすい白菜、大根など、キムチの主な材料を確保し、価格の急騰に備えることにしました。
韓国では、最近まで続いた猛暑の影響で、野菜などの不作が懸念されており、海外でもアメリカなど農産物輸出国の異常気象によって、韓国が輸入に頼っている穀物の価格が急騰しています。