韓国の研究陣が、これまでと比べて画期的に短い時間で充電ができる電極材料のオリジナル技術を開発しました。
蔚山(ウルサン)科学技術大学のチョ・ジェピル教授が率いる研究チームは、リチウム二次電池の充電時間をこれまでの120分の1に短縮できる電極材料を開発したと、13日、発表しました。
この研究チームは、有機溶媒を添加した合成法によって二次電池用の新しい電極材料を開発しました。この材料はナノ粒子で電極の密度を高めたことで、充電と放電の時間を画期的に縮める性質を持っており、これを電気自動車の電池に応用すれば、充電時間がきわめて短くなります。
今回の研究結果は、化学分野の国際学術誌、ドイツの「アンゲヴァンテ・ケミー(Angewandte Chemie)」に掲載されました。