低価格航空会社のエア釜山が、設立後初めて国内線の航空運賃の値上げを発表しました。
エア釜山は10日、9月1日から釜山~金浦、金浦~済州など国内線の航空運賃を平均9.7%引き上げると発表しました。
エア釜山の国内線運賃の引き上げは、2008年に就航して以来初めてで、原油価格の上昇と国内線の収支悪化による措置だと説明しています。
国内線の航空運賃は、6月末、大韓航空が8年ぶりに平均9.9%値上げしています。
最近、国内だけではなく海外の低価格航空会社が相次いで就航して国際線の競争も激しくなってきていることから、今回のエア釜山を手始めに、今後、ほかの低価格航空会社も相次いで国内線運賃を引き上げるものとみられています。