自分の住宅を担保にして銀行から年金の形で老後の生活資金を毎月受け取る、政府保証の住宅担保年金の加入者が1万人を超えたと、韓国住宅金融公社が7日、明らかにしました。
住宅担保年金は、2007年7月に導入されて以来、2008年695件、2009年1124件、2010年2016件、2011年2936件と、毎年、新規加入件数が増えています。
住宅担保年金の加入が増えているのは、高齢者の間で子どもの扶養の負担を減らしたいという認識が広がり、公的年金だけでは生活を支えることができないためと分析されています。
住宅金融公社の関係者は、「金融資産の割合が少なく、一定の所得のない高齢者の間で、住宅担保年金が老後の安定的な収入になるという認識が生まれて毎年加入者が増えている」と話しています。