世界経済の不確実性にともなう不安感で、株に対する投資マインドが低下し、1か月平均の株式の売買代金が、このところ4か月連続で100兆ウォンを下回っています。
韓国取引所によりますと、先月7月の有価証券市場での上場株式の売買代金は、90兆457億ウォンで、ことし4月以後、4か月連続で100億ウォンを下回っています。
1か月平均の株式の売買代金が100兆ウォンを下回ったのは、95兆ウォンだった2010年3月以来、ことし4月で、25か月ぶりのことでした。
また店頭市場のコスダック市場も、ことし4月から先月までの4か月間、月平均の売買代金が40兆ウォンを下回っています。
こうした傾向は、長引くヨーロッパの信用不安による世界経済の長期低迷で、投資家の投資マインドが低下したことが要因とみられています。