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経済

日本車の韓国市場占有率が低迷 円高とFTAの影響

Write: 2012-08-06 14:51:11Update: 2012-08-06 15:53:18

日本車の韓国市場占有率が低迷 円高とFTAの影響

日本車の韓国での市場占有率が4年前の半分にまで落ち込んでいます。
トヨタブランドの韓国での輸入販売事業に携わっている韓国の東洋高速は最近、トヨタとの契約を中途解約しました。
また、日産自動車のインフィニティの韓国での輸入販売に携わってきたSSモータースやホンダの韓国での販売を進めてきた斗山グループも事業から撤収するなど、日本車の輸入販売に携わってきた韓国のディーラーの多くが撤収する傾向が続いています。
これは日本車の市場占有率が伸び悩みんでいるためです。
韓国市場で輸入車の市場占有率は10%をやや上回っていますが、そのうち日本車が占める割合は2008年には35.5%だったのが、東日本大震災で生産が落ち込んだ去年は18%まで下がり、今年に入ってから7月までの占有率は17.9%にとどまっています。
このように日本車の市場占有率が低迷しているのは、FTA=自由貿易協定で関税が引き下げられたヨーロッパ産の自動車の販売は躍進し、アメリカ産自動車も善戦しているのに対して、日本車の場合は関税引き下げ効果は期待できず、円高が続いてるために価格競争力で劣っているためだと分析されています。

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