4月の総選挙の際、与党セヌリ党の比例代表の公認候補選びで候補推薦委員に巨額の献金が渡されたとする疑惑が浮上したことから、非朴槿恵系の大統領予備選候補3人が、総選挙期間中、非常対策委員長を務めていた朴槿恵(パク・クンヘ)陣営の責任を追及して党内予備選挙のボイコットを宣言し、セヌリ党は混乱状態に陥っています。
12月の大統領選挙に向けた党内予備選挙に参加している候補5人のうち、非朴槿恵系の任太熙(イム・テヒ)前大統領室長、金台鎬(キム・テホ)議員、金文洙(キム・ムンス)京畿道知事の3人は、3日午後、記者会見し、事態収拾のため朴槿恵系の黄祐呂(ファン・ウヨ)代表の辞任を求めました。
しかし黄祐呂代表がこれを拒否したため、3人は3日夜、検察の捜査結果が出るまでは党内予備選挙の日程を暫定的にボイコットすると表明し、結局、3日夜に予定されていた候補5人によるKBSのテレビ討論会も中止されました。
一方、セヌリ党のキム・ヨンウスポークスマンは、4日、候補3人が党内予備選挙をボイコットするなど党内で混乱が起きていることと関連し、「国民に謝罪し責任をとる姿勢が必要だ」として辞任し、黄祐呂代表に対しても辞任するよう促しました。