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経済

韓国経済の対外依存度「危険」 2年連続100%超

Write: 2012-08-01 14:30:37Update: 2012-08-01 14:30:37

韓国経済の対外依存度「危険」 2年連続100%超

韓国経済の対外依存度がこれまでで最も高くなり、世界経済の低迷に弱くなっています。
韓国銀行が1日まとめたところによりますと、韓国経済の去年の対外依存度は113.2%と過去最高となりました。
貿易依存度は輸出入の総額を国民総所得(GNI)で割った数値で、国民経済が貿易にどの程度依存しているかを示す指標です。
韓国経済の対外依存度は2000年代初めまでは70%ほどでしたが、2000年代半ばから大幅に上昇し、2008年に110.7%になった後、2009年には世界的な金融危機の影響を100%を下回りましたが、おととし105.2%、去年は113.2%と2年連続100%を超えました。
貿易依存度が高いということは、韓国経済が金融危機を貿易拡大で克服したことを意味しており、製造メーカーの強い競争力を生かして、韓国の輸出は2010年に前年比で28.3%、2011年には19%も伸びています。
一方で、貿易依存度が高すぎますと、韓国経済が世界経済の低迷に弱くなるという問題があります。
実際に今年上半期の輸出の伸びは、去年の同じ期間に比べて0.7%増加に止まり、今年4月から6月までのGDPの成長率も2.4%と、33か月ぶりに最も低くなりました。
このため、民間の経済研究所では、対外依存度が高すぎると持続的な成長が難しくなるので、内需を活性化させ、サービス業を育成するための対策作りが求められると提言しています。

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