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スポーツ

悲運のシン・アラムに特別賞 国際フェンシング連盟

Write: 2012-08-01 08:41:54Update: 2012-08-01 09:50:55

悲運のシン・アラムに特別賞 国際フェンシング連盟

国際フェンシング連盟は、不可解な判定で決勝進出を逃したフェンシング女子エペ個人のシン・アラム選手(26)の抗議を棄却し、シン・アラム選手に特別賞を贈ることを決めました。
大韓体育会の朴容晟(パク・ヨンソン)会長は現地時間で31日、ロンドンオリンピックのメディアセンターで記者会見し、「国際フェンシング連盟がシン・アラム選手のスポーツマンシップを高く評価し、特別賞を贈ることを提案してきた」と述べ、今後、大韓体育会と国際フェンシング連盟が特別賞の手続きや贈る方法などについて協議を進めることになりました。
これに先立って朴容晟会長は国際フェンシング連盟の会長と事務総長と会い、シン・アラム選手が出場した準決勝での時間測定のミスを認めるとともに、審判など関係者に対する処罰と再発防止を求めました。
これに対して国際フェンシング連盟は「複数の問題がかさなったトラブルだった」とミスを認めながらも、韓国の抗議を棄却し、判定はそのままにして特別賞を提案したということです。
シン・アラム選手は、31日未明に行われたフェンシング女子エペの準決勝でドイツの選手と対戦、延長戦の終了1秒前、ドイル選手の3度の攻撃をかわす間にタイムキーパーのミスからタイムがとまったままとなり、本来ならすでに試合時間が終わっていた4度目の攻撃で点をとられて逆転負けしました。
国際大会の場合、タイムキーパーは元選手が担当しますが、この試合では15歳のボランティアだったことが分かっています。

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