ロンドンオリンピックは、大会5日目の31日、韓国は、柔道男子81キロ級で、北京オリンピック銀メダリストの金宰範(キム・ジェボム)選手(27)が、 金メダルを獲得しました。
キム・ジェボム選手は、決勝戦を北京オリンピック金メダリストのドイツのオーレ・ビショフと対戦し、有効2を奪って優勝、北京大会の雪辱を果たしました。
これでキム・ジェボム選手は、2010年広州アジア大会、2011年のアジア選手権と世界選手権大会を制覇し、男子81キロ級でグランドスラムを達成しました。
一方、柔道女子63キロ級のチョン・ダウン選手(23)は、31日の準々決勝で世界ランキング1位の日本の上野順恵選手を有効2で破って準決勝に進みました。しかし準決勝では中国の徐麗麗選手に有効負け、3位決定戦でも、フランスのジブリズ・エマヌ選手に判定負けし、メダル獲得はなりませんでした。
世界ランキング8位のチョン・ダウン選手は、ことし2月のドイツグランプリ国際柔道大会で優勝を果たし、今大会でメダル獲得が期待されていました。