経済
米国・カナダでシェールガス田開発へ 韓国ガス公社
Write: 2012-07-21 13:51:02 / Update: 2012-07-21 13:51:02
政府は、韓国ガス公社などの公営企業と民間企業による共同体を作って、アメリカとカナダが進めるシェールガス田の開発に参入する方針を決めました。
大統領府青瓦台が20日、明らかにしたところによりますと、アメリカとカナダが積極的に進めているシェールガス田の開発に、韓国も政府レベルで参入し、向こう数年間に数十兆ウォンを投じる計画です。
シェールガスは、地下2キロから4キロの頁岩(シェール)層に圧力をかけて採取する天然ガスで、第二の石油とも呼ばれ世界のエネルギー市場で注目されており、世界各地に分布していますが、韓国にはありません。
韓国が、シェールガス田の権益獲得に乗り出すのは初めてで、政府は、シェールガスの鉱区を買収する案についても検討を行っているということです。
政府は、石油公社やガス公社が、シェールガス田開発への参入のために来年中に債券を発行して資本金を増強する方針で、こうした内容を盛り込んだ総合対策を来月、発表することにしています。
韓国ガス公社はことし3月、アメリカのエネルギー流通会社との間で、2017年から20年間にわたってシェールガスを液化した液化天然ガスを年間350万トン輸入する契約を結んでいます。
これは韓国の去年一年間の液化天然ガス輸入量全体の10%に相当する量です。
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