韓国に自動車が輸入されてからまもなく25年となりますが、今年は国内市場のシェア10%を超える見通しです。
韓国で外国の自動車が初めて輸入されたのは1987年、メルセデス・ベンツで、当時は50%にも上る高い関税と行過ぎた消費を抑える政府の政策などでわずか10台の販売に止まりました。
1995年にアメリカとの自動車了解覚書で関税と取得税が引き下げられ、1996年に1万台の大台を超えました。
しかし1997年の経済危機で販売は急減、日本車は1999年から輸入が認められたものの、実際には韓国経済が回復した後の2001年にレクサスで公式な輸入が始まりました。
その後、2000年代に20%前後の高い成長を記録した輸入車は、2007年に韓国国内の占有率5%を超えました。
そして去年は販売台数10万台を超え、今年は高級車から小型車まで合わせて25のブランドがそろったことから、販売台数は12万台、10%を超えるものと予想されています。