4月の総選挙で比例代表候補選出をめぐる不正が明るみに出て、内紛が続いていた統合進歩党は15日、新しい指導部を選出し、党代表には姜基甲(カン・ギカプ)革新非常対策委員長が選ばれました。
党代表の選出は、新主流派の姜基甲革新非常対策委員長と旧主流派のカン・ビョンキ候補の接戦が予想されましたが、新主流派の姜基甲革新非常対策委員長が11.8ポイント差と予想を上回る差で勝利しました。
姜基甲代表は挨拶で、「果敢な革新と刷新を怠らない。他の野党との連帯を速やかに復元し、9月までに次期大統領候補の選出を終える」と語りました。
姜基甲代表が野党系の連帯復元に意欲を示したことから、統合進歩党の内紛で疎遠になっていた民主統合党との連帯復元に関心が寄せられています。
一方、新主流派の姜基甲代表による体制がスタートしたことから、4月の総選挙で比例代表候補に選ばれて当選した旧主流派の2人の除名措置が進められるものと見られます。
統合進歩党は16日の議員総会で2人の除名措置について論議する予定でしたが、18日に議員ワークショップを開いて除名について論議し、その内容をもとにして次の議員総会で除名するかどうかを最終的に決めることにしました。
ただ、旧主流派は除名措置に強く反対しており、党の内紛が早期に収束するかどうかは不透明な状況です。