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政治

「BBK事件の偽手紙に背後はない」  検察結論に野党ら反発

Write: 2012-07-13 14:51:14Update: 2012-07-13 14:51:14

「BBK事件の偽手紙に背後はない」  検察結論に野党ら反発

2007年暮れの大統領選挙前に政界を揺さぶった株価操作の「BBK事件」で懲役刑となった在米韓国人、金敬俊(キム・ギョンジュン)受刑者(46)のいわゆる「企画入国説」の根拠となった偽の手紙を作成した経緯などについて捜査していた検察は、12日、偽の手紙の作成に背後関係はないという結論を出しましたが、野党はこれを批判し、偽の手紙を作成した者の背後には今の権力があると主張しており、背後をめぐる疑惑は今度も消えない見通しです。
「BBK事件」は在米韓国人の金敬俊受刑者が1999年に韓国で投資顧問会社BBKを設立し、株価を操作して投資資金を横領した詐欺事件で、金敬俊受刑者はこの詐欺事件に李明博(イ・ミョンバク)大統領がかかわっていると主張していました。
金敬俊受刑者はアメリカで拘束され、大統領選挙直前の2007年11月にアメリカから韓国に送還されて収監されましたが、この帰国について当時の野党・ハンナラ党(今の与党セヌリ党)の洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員は「当時の与党が大統領選挙で李明博候補を引き摺り下ろそうとして行った策略で、意図的に企画された入国だ」として、金敬俊受刑者の知り合いのシン・ギョンファ氏が金敬俊受刑者宛に書いたとされる当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権との密約を暗示する内容の手紙を公開しました。
しかしこの手紙を実際に書いたのはシン・ギョンファ氏の弟のシン・ミョン(51)氏で、「偽の手紙の作成に李明博政権の有力者が介入していると知っている」と主張していました。
これについて捜査したソウル中央地方検察庁は12日、 「シン・ミョン氏が慕っていた大学の職員のヤン・スンドク氏が当時のハンナラ党に功を立てようとして計画したもので、手紙を渡された洪準杓前議員は偽物だと気づくことができなかった」として、偽の手紙の作成に与党の背後関係はないという捜査結果を発表しました。
また偽の手紙を作成したシン・ミョン氏とそれを計画したヤン・スンドク氏に対しては時効が過ぎているなどとして、偽の手紙作成をめぐる疑惑と関連して、金敬俊受刑者が名誉毀損などで告訴・告発していた全員に、嫌疑はないと結論づけました。
これについてヤン・スンドク氏は、シン・ミョン氏に偽の手紙を書くように指示したことはないと、捜査結果に反発しています。
一方、シン・ミョン氏は13日、記者会見を行い、「ヤン・スンドク氏に指示を出したのは李明博大統領の側近で収監されている崔時仲(チェ・シジュン)前放送通信委員長らだ」と主張しました。
また野党・民主党は「検察は正義を放棄し、国民を欺くような結論を出した」と批判しており、背後をめぐる疑惑は今度も続く見通しです。

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