ARF=アセアン地域安保フォーラムに出席するためカンボジアを訪れている金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官は12日、アメリカのクリントン国務長官、日本の玄葉外相と3国外相会談を行い、韓米日の3国による定例協議の場を設けることで合意しました。
3か国の外相は共同で出した報道文で、「アジア太平洋域内での平和と繫栄、安定を進めるため、3か国の協力をさらに深める必要があり、ワシントンに3国の実務者による協議を行う場を設けることになった。この場にはアメリカ駐在の韓国大使館と日本大使館の参事官、及びアメリカ国務省の韓国課長と日本課長が出席し、自然災害や気候変動、開発協力、PKO=国際平和維持活動などについて意見を交換する予定だ」と説明しました。
韓米日3か国間で定例の協議の場が設けられるのはこれが初めてです。
これについて外交通商部では「安全保障と関係はない」としていますが、PKOなども取り上げる予定であることから、3か国間の軍事協力が論議される可能性はあるとみられます。
3か国の外相はさらに北韓が人工衛星だとしている長距離ミサイルの発射について、弾道ミサイルと関連したすべての活動を中断するよう促しました。
これに対して同じくカンボジアを訪問中の北韓代表団は声明を発表し、
「北韓の合法的な衛星発射について国連の安保理決議に反するとしていることは対決を助長するものだ。わが国は平和目的の宇宙開発と軽水炉建設を含む核開発を決して放棄しない」として、今後も核やミサイルの開発を続けていく姿勢を強調しました。