オリンピックで銀メダルや銅メダルをとった場合に生涯支給される年金が大幅に増えることになりました。
国民体育振興公団は、ロンドンオリンピックに出場する韓国代表選手を励ますための総合支援策をまとめ、11日、発表しました。
それによりますと、選手の年金制度を見直すことによって、これまで金メダリストの年金額と大きな格差があった銀メダリストと銅メダリストの年金額を、今回のロンドンオリンピックからは大幅に引き上げることにしています。
この結果、1か月45万ウォンとなっていた銀メダリストの年金額が、1か月75万ウォンに、1か月30万ウォンとなっていた銅メダリストの年金額が1か月52万5000ウォンに引き上げられ、金メダリストの年金額との格差が縮まります。
金メダリストには、これまでと同じく月100万ウォンの年金が支給されます。
またこれまでのオリンピックで銀メダルや銅メダルを獲得し、一時金ではなく年金で受給している人に限って、さかのぼって適用することになりました。これによって過去のオリンピック出場選手164人とパラリンピック出場選手92人がこの制度の適用を受けることになります。