今月27日からイギリスのロンドンで始まる第30回夏のオリンピックに出場する韓国代表選手が11日、ソウル・オリンピック公園のオリンピックホールに集まり、結団式を行いました。
結団式には、崔光植（チェ・グァンシク）文化体育観光部長官をはじめ、大韓体育会の朴容晟（パク・ヨンソン）会長など、選手と各界の要人280人あまりが出席し、今大会で目指している金メダル10個以上の獲得と、3大会連続の総合10位以内達成の決意を新たにしました。
韓国代表選手団は、選手245人と役員129人の、合わせて374人で、22の競技に出場します。
今大会の開会式では、代表選手のなかでもっとも背が高い身長2メートル3センチで最年長のハンドボールのユン・ギョンシン(39)選手が旗手をつとめます。
ユン・ギョンシン選手は、1992年のバルセロナオリンピックに初出場して以来、2000年のシドニー、2004年のアテネ、2008年の北京に次いで、5回目のオリンピック出場となります。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は会場に寄せた映像のメッセージで、「選手の皆さんはこの場に立っていることだけで、すでに勝利者です。これまで流してきた汗と涙が実を結ぶことを祈ります」と述べ、選手を励ましました。
代表選手団は、20日にロンドンに向けて出発し、現地のブルネル大学で練習を続けます。