ロンドンを本拠地とするイギリス・プレミアリーグのQPR（クイーンズ・パーク・レンジャース）が、マンチェスター・ユナイテッドで活躍していた朴智星（パク・ジソン）選手(31)の入団を、9日、公式に発表しました。
クイーンズ・パークは、韓国時間で9日夜、ロンドンで、会長や監督、それに朴智星選手も交えて記者会見し、朴智星選手を2年契約で迎え入れたことを明らかにしました。
朴智星選手の移籍料や年俸は公開されていませんが、現地のメディアは、移籍料500万ポンド、およそ88億ウォン、週給はチーム最高の1億600万ウォンと報道しています。
朴智星選手は、Jリーグの京都パープルサンガ、オランダ1部リーグのPSVアイントホーフェンを経て、2005年にマンチェスター・ユナイテッドに移り、公式戦200試合以上に出場してクラブに貢献しましたが、2011－2012のシーズンは公式戦に出場したのは28試合に留まっており、リーグ戦では17試合しかピッチに立つことができませんでした。
朴智星選手は会見で、「クイーンズ・パークで新しい夢に挑むことにした」と抱負を語りました。また、10日にはマンチェスター・ユナイテッドのホームページに別れの挨拶を書き込み、「偉大なチームの一員であったこと、偉大な監督やメンバーと過ごした時間は生涯の思い出、大きな特権だった」と述べました。