年間売り上げが1000億ウォンを超えたベンチャー企業が、去年は381社に上り、これまでで最も多くなりました。
中小企業庁とベンチャー企業協会が9日、まとめたところによりますと、政府からベンチャー企業として認定された5万2961社のうち、去年1000億ウォン以上を売り上げた企業は381社に上りました。これは一昨年より21%増えていて、調査を開始した2005年の5.6倍になっています。
ヨーロッパの財政危機など厳しい経済状況のなか、去年初めて1000億ウォンを超えたベンチャー企業は87社とこれまでで最も多くなっているほか、売り上げの伸び率が3年連続20%を超えた高い成長の企業も49社に上りました。また、売り上げ1兆ウォンを超えたベンチャー企業も2社ありました。
売り上げが1000億ウォンになるまでにかかった期間は平均で16.1年で、事業を起こして5年以内に売り上げ1000億ウォンに達した企業も6社ありました。
業種別では、FTA=自由貿易協定の拡大で販路が拡大した機械・製造・自動車の企業が119社と最も多く、次いでコンピューター・半導体・電子部品の企業が92社でした。