韓国ロッテグループの系列会社であるロッテショッピングが家電量販店ハイマートの経営権を取得し、業界で2位になりました。
ロッテショッピングは、6日、ハイマートの筆頭株主のユジン企業を含む3大株主の保有株65.25%を、1兆2480億ウォンで取得することで合意したと発表しました。
ロッテショッピングは、ハイマート株取得の優先交渉相手だったプライベートエクイティのMBKパートナーズが突如、交渉の放棄を宣言したことから、今月4日新たな優先交渉相手に選定されていました。
ハイマートは1999年に設立され、全国に314店舗を持つ市場シェアが47%と業界トップの家電量販店です。
しかし、ことし4月に、最高経営責任者が絡む横領事件で株式の売買が一時停止する事態にまで追い込まれていました。
これによってロッテショッピングは、国内外での売り上げがEマートに次ぐ業界2位に浮上することになりました。