3年前の1月20日、ソウル市龍山(ヨンサン)区の再開発地域で起きた「龍山事件」を描いた独立ドキュメンタリー映画「2つの門」が公開8日間で、観客動員数1万人を超えました。
「龍山事件」は、2009年1月20日、ソウル市龍山区の再開発地域で立ち退きに反対して雑居ビルに立てこもっていた住民が、強制排除のため投入された警察と衝突する過程でビルが全焼し、住民5人と警察官1人の合わせて6人が死亡したものです。
映画「2つの門」は、当時のおよそ25時間の間の現場の模様を生々しく描いたもので、今月21日から、全国のミニシアター16か所で公開されましたが、口コミで評判が広まって、24か所に増え、29日現在、独立映画の人気の基準となる観客数1万人を超えました。