韓国のMSCI先進国市場への格上げが今回も見送りとなりました。
MSCI指数を算出するMSCIバーラは22日、韓国と台湾について、来年6月の見直しまで、新興国市場に据え置かれると発表しました。
MSCI指数は、モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の子会社、MSCIバーラが算出し、公表するグローバル株価指数で、全世界を対象に投資する大型ファンドの主な運用基準として利用されています。
韓国は、今回を含めてこれまで4回、先進国市場への格上げに向けた審査を受けており、今回の審査では、市場アクセス度が低いことや、外貨自由化が不十分なことなどが問題視されました。
韓国と台湾の先進国市場への格上げは来年6月に改めて検討されることになります。