ガソリン価格の上昇を抑えるため、割安な値段でガソリンを販売する、「割安ガソリンスタンド」を増やそうとする政府の方針に対して、ガソリンスタンド業界が強く反対しています。
韓国ガソリンスタンド協会などは20日、ソウルの中小企業中央会で記者会見し、政府が15日、公共駐車場内に割安ガソリンスタンドを設置するとともに、石油製品の容器を販売すると発表したことに対して、断固反対するとする立場を示しました。
韓国ガソリンスタンド協会は、「ガソリンスタンド市場はすでに飽和状態になっており、激しい価格競争でマージンが激減している。こうした状況で割安ガソリンスタンドを増やせば、小規模なガソリンスタンドは経営が成り立たなくなる」と主張しました。
協会は、割安ガソリンスタンドを増やそうとする政府の政策が撤回されなければ、同盟休業など団体行動も辞さないとしています。