再来年2014年に仁川(インチョン)で開かれるアジア競技大会の開会式と閉会式の演出総監督に、映画監督の林権澤(イム・グォンテク)さんが委嘱されました。
仁川アジア競技大会の組織委員会は19日、開会式と閉会式の諮問委員会を開き、30人余りの候補者の中から林権澤監督を開会式と閉会式の演出総監督に選任したと明らかにしました。
林権澤監督は委嘱式で、「韓国的な美しさと情緒を表現し、40億人のアジアの人々に感動を与える舞台を演出したい」と述べました。
林監督は、2014年に開かれるアジア競技大会の開会式と閉会式のほか、来年、仁川で開かれる「アジア・インドア・マーシャルアーツゲームズ」の開会式と閉会式の総監督も兼ねることになります。
林監督は1962年に『豆満江よ、さらば』でデビューした後、韓国のアカデミー賞とされる大鐘賞やカンヌ国際映画祭などで監督賞を受賞し、韓国を代表する映画監督として評価されています。