韓国の株式市場は18日、ギリシャの再選挙で緊縮政策とユーロ圏残留を訴えた旧与党の新民主主義党が第一党になったことを受けて、幅広い銘柄で買いが先行して先週末より33.55ポイント上昇し、1891.71で取り引きを終えました。
18日の取り引きは、先週末より34ポイント上昇して1892.91で始まり、外国人投資家と機関投資家が積極的に買いに回った結果、一時は2000ポイントを超えました。しかしギリシャの再選挙の結果が即問題の解決を意味するものではなく、スペインやイタリアの不良債権の問題も残っているという理由から様子見が広がり、結局、1891.71で取り引きを終えました。
アナリストは、ギリシャの連立政権樹立と、スペイン、イタリアの不良債権問題も注視する必要があるとしています。
またギリシャの再選挙の結果を受けてウォン相場も安定し、午後3時現在、ドルに対するウォン相場は先週末より8ウォン50銭ウォン高の1ドル=1157.10ウォンとなりました。