経営不振のため政府の金融委員会から5月初めに営業停止処分を受けた貯蓄銀行4行について、ウリ金融、ハナ金融、産銀持ち株、IBK企業銀行の4つの金融機関が、それぞれ買収する意向を表明しました。
預金保険公社によりますと、先月、営業停止処分を受けたソウルのソロモン貯蓄銀行、韓国貯蓄銀行、済州(チェジュ)の未来貯蓄銀行、忠清南道(チュンチョンナムド)の漢州(ハンジュ)貯蓄銀行の4行について契約移転のための買収意向書を受け付けた結果、14日までに、ソロモン貯蓄銀行と漢州貯蓄銀行については、それぞれ2つの金融機関、
韓国貯蓄銀行と未来貯蓄銀行は、それぞれ3つの金融機関が買収意向書を提出したということです。
このうちウリ金融は、ソロモン貯蓄銀行と未来貯蓄銀行を、ハナ金融は、ソロモン貯蓄銀行と韓国貯蓄銀行を、産銀持ち株は、韓国貯蓄銀行と未来貯蓄銀行の買収を希望していることがわかりました。
金融業界では、ウリ金融がソロモン貯蓄銀行を、ハナ金融が韓国貯蓄銀行を、産銀持ち株が未来貯蓄銀行を、それぞれ買収する可能性が高いと予想しています。預金保険公社は、来月中旬にも入札を行って、8月末までに契約移転手続きを完了させる計画です。