IMF=国際通貨基金は、今年の韓国の経済成長率について、２カ月前より0.25ポイント低い3.25%にとどまる可能性があるとする見通しを示しました。
IMFは先月30日から今月12日まで行った「2012年の年次協議」を終えた後の発表文で、「韓国経済は2010年に急速な回復を見せた後、世界経済の影響を受けて2011年と2012年の成長ペースが緩やかになった」としています。そして、韓国の今年の経済成長率は3.5%より0.25ポイント低くなる可能性があるとする見通しを示しました。
さらにIMFは、「今年下半期には競争力のある輸出産業と韓米FTA＝自由貿易協定などの効果によって成長が緩やかに拡大するだろう」としながらも、「経済見通しには多くの不確実性があり、ヨーロッパの経済危機がアメリカと中国に波及すれば、韓国は大きな影響を受ける可能性がある」と強調しました。