戦後、出産が急増した1955~1964年に生まれた、いわゆるベビーブーム世代の大半は、老後を配偶者と送るか一人で暮らしたいと考えており、子どもとの同居に否定的であることがわかりました。
韓国保健社会研究院が11日まとめた報告書によりますと、ベビーブーム世代に老後をともに送りたいと考える相手を聞いたところ、93.2%が「夫婦」または「一人で」と答えました。「息子と過ごしたい」と答えた人は2.9%、「娘と暮らしたい」と答えた人は0.7%に過ぎず、老後の生活で最も大切な人としては78.4%が配偶者を選びました。
一方、老後に最も困難が予想されることについて聞いたところ、「健康・身体の機能の悪化」と答えた人が54.7%で最も多く、「経済的困難」が31.8%、「疎外・孤独感」が4.3%でした。