韓国の30大グループの従業員の総数が、2010年に100万人を超えたのに続いて、去年は118万5000人と、前の年より10%増えたことがわかりました。
日本の経団連にあたる全経連=全国経済人連合会が、公正取引委員会が先月発表した資料を分析したところ、30大グループの去年の正社員など従業員の合計は、おととしに比べて10%、10万8000人多くなっていました。
30大グループの従業員の増加率は10%と高く、全国の就職者の増加率1.7%のおよそ6倍でした。
これについて全経連は、ヨーロッパの財政危機など世界経済の先行きに対する不安が強まっているものの、30大グループは事業分野を拡大させて雇用を着実に増やしていると分析しています。