去年、北韓が韓国以外の国と行った貿易は、輸出と輸入を合わせた総額で63億ドルを超え、集計を取り始めた1990年以来の最高額になりましたが、最大の貿易相手国の中国への依存度がさらに高くなったことが分かりました。
KOTRA=大韓貿易投資振興公社が5月31日に発表したところによりますと、去年、北韓が韓国以外の国と行った輸出入総額は、一昨年の2010年より5割以上増加して63億2000万ドルとなり、KOTRAが集計を取り始めた1990年以来最も高くなりました。
また北韓の最大の貿易相手国である中国との貿易は、輸出入総額が56億3000万ドルで貿易全体のほぼ9割を占めました。
北韓の貿易全体に占める中国との貿易額の割合は、2008年は7割、2010年は8割を超え、増加し続けています。