メニューへ 本文へ
Go Top

経済

大宇造船海洋 世界最大のカーフェリーを建造

Write: 2012-05-30 10:33:26Update: 2012-05-30 15:44:42

大宇造船海洋は、チュニジアに輸出される世界最大の豪華フェリーを完成させました。
このフェリーは、チュニジアの国営海運会社コトゥナブ社と2010年におよそ3億ドルの受注契約を結んで建造したもので、長さ210メートル、幅30メートルと、現在、世界で運行しているフェリーの中で最も大きい規模となります。
船室は814室で、最大3200人の乗客と285人の乗務員、1060台の自動車を乗せて27.5ノット、時速およそ51キロで運航することができます。
また、船内にはショッピングセンターや乳児向けの遊び施設、レストラン、プール、インターネットカフェなどが揃っています。
特に、旅客船としては世界で初めて、国際安全条約に定められた損傷時の安全な帰港に関する要件を厳守し、浸水や火災など緊急事態に備えて、メインエンジンや発電機など主な設備が2セットずつ設置され、一つに問題が発生しても、もう一つを利用できるように設計されています。
今回の輸出は、韓国では初めて、北アフリカ地域の旅客船市場に進出するもので、これまでヨーロッパに限られていた旅客船輸出市場を北アフリカに広げることができる契機になるものとみられます。
このフェリーは、来月中旬頃にチュニジアに引き渡され、地中海の旅客運送を担うことになっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >