韓国中世部の仁川(インチョン)にある霊興(ヨンフン)火力発電所4号機が29日未明、電圧調節器のトラブルのため一時停止する事故がありました。
事故があった霊興火力発電所4号機は、仁川市オンジン郡霊興面にある870メガワット級で、29日午前1時45分頃、稼動が停止する事故が起き、電力生産が一時ストップしましたが、5時間後に再開されました。
発電所側は電圧調節器にトラブルが生じたためとみて、詳しい原因を調べています。
霊興火力発電所の関係者は、「電力の使用が多くない未明に事故が発生したことや、電力の予備率が高いため電力供給にとくに問題はなかった」としています。
霊興火力発電所は、2004年に電力供給をはじめ首都圏全体の電力の20%を賄っています。