汚職についての韓国の清潔度が、OECD＝経済協力開発機構の平均にまで高まれば、経済成長率が年平均4%に高まるという分析が出ました。
現代経済研究院が28日、発表した報告書によりますと、韓国の汚職清潔度が0.1点上がると、1人あたりの名目GDPは0.029ポイント上昇する効果があるということです。
したがって、韓国の清潔度がOECD平均の6.9点に改善されれば、経済成長率は年平均0.65ポイント上昇して、年平均4%に高まることが期待されるということです。
世界の汚職や腐敗を監視するNGOの「トランスペアレンシー・インターナショナル」が毎年、発表している汚職番付で、韓国は1999年に3.8点だったのが2008年には5.6点になって改善されましたが、去年は5.4点に再び落ちています。
清潔度は0点から10点までの評価で、点数が高いほど清潔であることを意味します。2011年のOECDの平均指数は6.9点で、韓国より1.5点高くなっています。