北韓の西海岸一帯が50年ぶりの厳しい干ばつに見舞われ、農地の40%が被害を受けていると、朝鮮中央通信が25日、報道しました。
それによりますと、北韓の西海岸地域では、先月26日からの1か月間の降雨量が、平壤(ピョンヤン)市で2ミリ、海州(ヘジュ)市で5ミリ、新義州(シニジュ)市ではわずか1ミリに過ぎず、今月末までに雨が降らなければこれらの地域の降雨量は、1962年以降、最も少なくなる見込みだということです。
韓国の気象庁は、北韓では6月も雨の降る日が少ないことが予想されるとしており、北韓の食糧不足が今年はさらに深刻化する可能性が出ています。