カップラーメンの市場が急速に成長しています。
インスタント・ラーメンの販売量1位の株式会社農心(ノンシム)が22日にまとめたところによりますと、去年、カップラーメンなど容器に入ったインスタント・ラーメンの売り上げは6100億ウォンに達し、袋入りラーメンの売り上げの半分に迫っているということです。
販売量でも、カップラーメンは全体のインスタント・ラーメンの31%と、3分の1を占めています。
韓国でのラーメン消費は、この3年間低迷していましたが、カップラーメンは毎年10%台の成長率を保ってきました。
農心の関係者は、カップラーメンの躍進について、「1人・2人の世帯が増え、手軽に食べられる食品を買う人が増えたうえ、カップラーメンを主に販売するコンビニエンスストアが大きく増えたためとみられる」と説明しています。
韓国では、袋入りラーメンが発売されてから10年後の1972年に三養(サムヤン)食品が最初のカップラーメンを発売し、1981年に農心が「サバルミョン」を発売してカップラーメンの大衆化が進みました。