李明博大統領は北韓の人権問題は核や長距離ミサイルの問題に劣らず重要だと指摘しました。
李明博大統領は23日、韓国を訪れたアメリカ下院外交委員会のロスレティネン委員長をはじめとする議員団に会い、北韓の核や中距離ミサイル問題について意見を交わしましたが、その席で、「北韓の核実験や長距離ミサイルの発射の問題も重要だが、人権問題も急いで解決しなければならない重要な問題だ」と述べました。
ロスレティネン委員長はこれに対して、「アメリカ議会でも今後はさらに積極的に北韓の人権問題を取り扱っていく考えだ」と答えました。
アメリカの議員団は李明博大統領に会った後、統一部の柳佑益(リュ・ウイク)長官や国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官に会い、24日には在韓米軍基地や板門店を訪れる予定です。