零細加盟店が負担するクレジットカードの手数料が引き下げられる見通しです。
12月から施行される与信専門金融業法は、零細規模加盟店のクレジットカード手数料について、金融委員会が定める優遇手数料を適用するよう定めています。
金融委員会の関係者は20日、ハンギョレ新聞とのインタビューで、零細規模加盟店が引き下げの効果を実感するには現行の平均1.8%から大幅に引き下げる必要があり、クレジットカードの決済に伴う最小限の費用だけを負担する1.5%程度になる見通しだと語りました。
金融委員会は零細加盟店の基準を年売上2億ウォン未満の加盟店としています。
零細加盟店は加盟店全体の68%を占め、151万7000店舗程度ですが、手数料が0.3ポイントと引き下げられれば、零細規模加盟店全体の手数料負担は年平均1500億ウォン程度軽減されるものと見られます。
この関係者は、売上が多い大規模加盟店の場合、カード会社と直接交渉を通じて低い手数料を負担していたのに対して、単独では交渉力がない零細加盟店は比較的高い手数料を負担していたと指摘しました。
加盟店が負担するクレジットカード手数料を見ますと、移動通信社1.43%、大型スーパーマーケットチェーン1.66%に対して、一般食堂2.38%、美容室2.47%など、零細加盟店が比較的高い手数料を負担しています。