イギリス・プレミアリーグのアーセナルで活躍している朴主永(パク・ジュヨン)選手(27)は、兵役時期を延期したとして批判の声が上っていますが、17日、発表されたサッカー韓国代表のメンバーには選ばれませんでした。
サッカー韓国代表のチェ・ガンヒ監督は、今月末に開かれるスペインとの親善試合や、2014年のブラジルでのサッカーワールドカップに向けて、来月中旬に開かれる最終予選の第1戦と第2戦に出場する韓国代表メンバーを17日、発表しました。それによりますと、朴主永選手は結局、メンバーには選ばれませんでした。
朴主永選手は、2010年に南アフリカ共和国で開かれた前回のサッカーワールドカップで韓国代表として活躍しており、今回も韓国代表チームへのエントリーが有力視されていましたが、2010年に兵役の開始時期を10年間延期していたことが最近になって明らかになったことから、「兵役義務から逃れようとしている」という批判の声が出ていました。
サッカー韓国代表チームは、韓国時間で今月31日にスイスで強豪スペインと親善試合を行い、2014年のブラジル・ワールドカップに向けて来月6月9日にはカタールとの最終予選第1戦を、12日にはレバノンとの最終予選第2戦をそれぞれ行う予定です。