大韓航空は今月31日から、国際線の受託手荷物の許容基準を、これまでの重量から個数に変更することを決めました。
エコノミークラスの場合、これまでは、数に関係なく、全部合わせて一定の重さを超えていなければ無料で貨物室に預けることができましたが、これからは、無料で預けられる手荷物の数は1個に制限されます。
2個以上の手荷物を預ける場合、各路線によって1個当り7万ウォンから最高13万ウォンの追加料金が課されます。
ただし、重さの基準は、3キロ増やすということです。
一方、ビジネスクラスとファーストクラスは、手荷物の許容基準を2倍以上に増やすとしています。
米州路線については、これまでも許容基準を個数にし、エコノミークラスの場合2つまで無料で預けられるようになっており、今後も変更はないということです。
大韓航空側は、グローバルスタンダードに合わせるために、規程を変えることになったと説明していますが、旅先で使うものをすべて一つのかばんにまとめるのは不便が予想されることから、旅行者からは不満の声が上がっています。